人材確保コンサルティング 活用事例

採用活動の土台ができた

自社の魅力を自分たちの言葉で発信できるようになりました。

株式会社小島食品

https://kojima-shokuhin.hp-jasic.jp/
インタビューにご協力いただいた方
代表取締役 小島 康成 様

令和7年2月発行「令和5年度人材確保コンサルティング好事例集」より抜粋

コンサルティング概要

コンサルティングのポイント
  • ▪自社の魅力の再発見
  • ▪魅力が伝わる求人票の作成
Before

様々な採用手法を試したが、何が自社に合うのか分からなかった。複数の店舗・職種で人材が必要なこともあり、欠員や人手不足が常態化していた。

After
  • ▪10名の採用に成功。内1名の同業種経験者は店長として活躍中
  • ▪土台となる考え方を身につけられたことで、自分たちで意思を持って採用活動を行えるようになった

何が正解か分からなくなっていた

コンサルティングを受ける前はどのような状況でしたか?

小島様当社は肉の卸会社、株式会社小島商店の小売部門として2006年に設立しました。元が肉の卸会社のため小売業のノウハウはなく、常に未知の世界へのチャレンジをしてきました。それでも商売の面では質の高い肉を提供できるという武器がありましたし、惣菜や弁当を商品化する際は他店との比較検討をしながら自分たちなりに意思を持って事業を進めてきました。ところが採用となるとそうはいきません。ハローワーク、有料求人媒体、採用代行など手当たり次第に試したものの、どれも自社に合っていない感覚があり、何が正解か分からなくなっていました。

自社のリアルを求職者に伝えるために

コンサルティングはどのようなことから始めましたか?

小島様当初、応募がないことについて相談したところ「それは求職者に選ばれていないということですよね。例えば商売では、自社の商品をお客様に選んでもらうための方法を考えますが、採用活動も同じなんですよ」と言われました。その言葉をきっかけに、求職者に選んでもらうためには求職者にとって有益な情報を提供する必要があるのではと考えるようになりました。そしてコンサルタントと会話を重ねる中で、求職者にとって有益な情報となる“自社で働く魅力”を集めるために、全社員を対象とした社内アンケートを実施することになりました。

アンケートを実施してみていかがでしたか?

小島様アンケート回答からは、いくつもの気づきが得られました。スタッフがどういう気持ちで働いているのか、自社にどんな働きがいや働きやすさがあるのかを知ることができたんです。正直、社長の私が現場に顔を出すことを煩わしく感じている人もいるだろうと思っていましたが「社長との距離が近くて話しやすい」というポジティブな意見もあって嬉しかったですし、とても参考になるものばかりでした。アンケートで集めたたくさんの声は、アドバイスを受けながらハローワークの求人票に反映し、他の求人媒体にも展開していきました。“大手百貨店内にある老舗の肉屋”というのはおそらく求職者にとっても見栄えはいいと思うんです。ただ中身が伴っていないと就業後にイメージと違ったと言われてしまいますよね。社内アンケートをもとに求人票を作成して求職者にリアルな情報を提供することは、その溝を埋めるための作業だったと感じています。今回のコンサルティングで、求人の元となる情報を自分たちで集め、自分たちの言葉で発信できるようになりました。採用活動の土台となる考え方を習得できたと思っています。

仕事を楽しむ人を評価する会社でありたい

印象に残っている言葉はありますか?

小島様有名店が並ぶ場所に出店し続ける中で、私自身プレッシャーを感じながらも何とか成功させようと、絶え間なく働いてきました。その経験から、給与は我慢の対価であり、我慢をしている人ほど高い給与がもらえるのだと考えるようになっていました。それをある時コンサルタントに話したんです。すると「お客様に喜ばれることをやっている人、仕事を楽しんでいる人の給与が高くなるといいですよね」という言葉が返ってきたんです。はっとしました。瞬間的に自分の勘違いに気づき、それからは「仕事を楽しんでいる人を評価していこう」そんな風に考えるようになりました。迷いが生じていた当社にとって、コンサルタントからのこうした言葉の数々は採用活動を行っていく上での土台の一部となっていると思います。

※本事例内の数値や画像などの情報はすべて取材時点のものです