人材確保コンサルティング 活用事例

自社の魅力って何だろう?

求人票の作成を通して、自社の強みや弱みがすっきり整理されました。

麻布ケアサポート株式会社

https://azabucare.co.jp/
インタビューにご協力いただいた方
代表取締役 芝崎 剛 様

令和5年2月発行「令和3年度 人材確保コンサルティング好事例集」より抜粋

コンサルティング概要

コンサルティングのポイント
  • ▪自社の魅力発見
  • ▪求職者に向けた魅力の発信方法
  • ▪求職者の視点に立った面接手法
Before

引く手あまたな職種のため、思うように増員ができない状況だった。

After
  • ▪看護師4名を採用
  • ▪「先輩社員に相談しやすい環境をつくる」など、入社後の定着に向けた社内環境改善に取り組んでいる

「空白を埋めましょう」から始まったコンサルティング

コンサルティング前の状況から教えてください

芝崎様 看護師は、とても採用が難しい職種です。採用できても、よりよい環境を求めて転職される方も多く、当社も採用と定着には苦労していました。人事に関してはほぼ素人だったこともあり、一度プロの方にいろいろと教えていただこうと思い、コンサルティングを受けてみることにしました。

どんなことに取り組みましたか?

芝崎様 まずは、これまでの採用活動について、一通りヒアリングを受けた後、ハローワークに出している求人票を見てもらいました。まず言われたのは、「空白を埋めましょう」と。情報量が少ないということですね。空白が目立つ求人票だと求職者に、「PRすることがない」「採用に積極的ではない」と思われてしまいますよと指摘を受けました。そこで、まずは自社の良いところ、悪いところを洗い出し、仕事や職場環境を客観的に見つめ直すことになりました。コンサルタントと会話を重ねる中で、自分では思ってもみなかったことが働く魅力になることがわかってきました。
例えば、当社では電子カルテを導入しているため、1人に1台タブレット端末を支給しています。報告書なども各自で作成できるので、仕事の合間に事務作業を行えるんですね。だから「オフィスに戻って事務作業」ということもあまりない。ですが、特別アピールすることでもないと思っていたので、「その仕組み、すごく良いじゃないですか」と言われた時には、びっくりしました。
また、当社の場合、利用者様1名に対してチームで訪問看護を行っています。主担当となる看護師はいますが、サポート担当がいることで個々の負担が減りますし、複数の視点が入ることで看護方針に客観性を保つことができるんですね。これも、お話をしたら、求人票に入れた方が良いと言われました。

自分の中に「軸」ができた

取り組みを行う中で何か変化はありましたか?

芝崎様 時間をかけて求人票を作ったおかげで、自分の中でいろいろなことが整理されました。働く環境としての強みや弱み、どんな人が当社に合っているのかなど、ひとつ軸ができたことで、ハローワークはもとよりどんな媒体で求人広告を出すにしても、同じ考え方で求職者にアピールすれば良いんだという自信に繋がりました。結果として、4名採用することができました。

面接後のお見送りは、「エレベーター前まで」

その他、コンサルティングを受けて印象に残っていることはありますか?

芝崎様 求人票だけでなく、面接や入社後の定着に関してもいろいろなノウハウがあり、とても勉強になりました。とくに印象に残っているのは、「面接の後、お見送りする際は、エレベーター前まで行くこと」です。当社はビルの4階にあります。それまでは、オフィスの入口前でお見送りしていましたが、エレベーター前まで一緒に歩いた方が良いとアドバイスをいただきました。面接を終えた応募者にとっては、オフィスから一歩出た時が、緊張から解放される瞬間。エレベーター前までの短い時間だとしても、リラックスした雰囲気の中で、面接の時とは違う話ができるかもしれないチャンスなんですよと。考えもしなかったことでしたね。ただ、実際にやってみると、そうそう上手くはいかないもので、私の経験がまだ足りていないなと思っているところです。
また、面接の方法も見直しています。これまでは、入社してもらいたいという気持ちが強くて、自社のことを話してばかりでした。コンサルタントからは、もっと相手の話を引き出すような質問もした方が良いですよとアドバイスをいただきまして。考えてみれば、相手のことを全然知ろうとしていなかった。そもそも面接の意味が薄れていたんだと気づかされました。

わかったつもりになっていた

コンサルティングを受けてみての感想を教えてください

芝崎様 人事は素人だったので、本屋に行って専門書を読んだりしましたが、今回、プロのアドバイスを受けて「わかっているつもり」だったことを痛感しました。やはりプロはすごいなと。今後は、ケアマネージャーの募集もしなくてはいけないので、コンサルティングで学んだことを活かしていければと思っています。また、採用の入口だけでなく、入社後の定着に向けたサポート体制の重要性など、他にもいろいろと教えていただきましたので、無駄にすることなく社内環境改善にも取り組んでいきたいと思います。ありがとうございました。

※本事例内の数値や画像などの情報はすべて取材時点のものです