セミナーレポート

中小企業採用力向上支援事業 
人材確保セミナー

採用コンサルティングの現場から
人が集まる企業になるための採用活動の進め方

2020年1月29日に、中小企業採用力向上支援事業の人材確保セミナー『採用コンサルティングの現場から 人が集まる企業になるための採用活動の進め方』を開催しました。

開催日時 2020年1月29日(水) 13:30~15:50
開催場所 ステーションコンファレンス万世橋 4階 405AB
プログラム

第1部

人が集まる企業になるための採用活動の進め方

小犬丸 信哉 氏 中小企業採用力向上支援事業 事務局責任者 / 中小企業診断士

第2部 <パネルディスカッション>

経営者が語る「人を採用するうえで大事にしていること」

<パネラー>

海老原 邦夫 氏 国際マネジメントシステム認証機構株式会社 代表取締役会長
[事業内容:情報セキュリティ審査 / 監査サービス]

後藤 尚美 氏 株式会社わだち大泉 代表取締役
[事業内容:生協個人宅配業務]

第1部

人が集まる企業になるための採用活動の進め方

小犬丸 信哉 氏中小企業採用力向上支援事業 事務局責任者

求職者が知りたい情報を提供する ― 採用

応募者を増やすためには、求職者が知りたいと思っている情報を提供することが大事です。働き方のイメージが湧くことで応募へと動機づけられます。

採用力とは募集要項や募集条件だけではない ― 辞退

有力者から辞退されないためには、求人の募集情報に加えて、書類選考・面接選考・内定入社までの選考プロセスで入社意欲を高める必要があります。

人が集まる会社になるためには ― 定着

採用活動は採用がゴールではありません。採用した人が定着し、活躍してはじめて成功となります。社員が辞めないよう企業が努力することが、採用活動をよい方向に導きます。

第2部

<パネルディスカッション>

経営者が語る「人を採用するうえで大事にしていること」①

<パネラー>海老原 邦夫 氏

国際マネジメントシステム認証機構株式会社
代表取締役会長

きっかけは若手社員の離職

我々の仕事は非常に特異性があるため、独り立ちするまで2〜3年修行期間が必要です。その修行中の若手社員が辞めてしまい、会社の雰囲気も悪くなってしまいました。そこで何とかしなければと思い、採用コンサルティングに申込み、社内に職場環境改善委員会を立ち上げました。

全社員向けアンケート

採用コンサルタントの方にご協力いただき、全社員向けにアンケートを実施しました。本当にいろいろな意見が出てきましたが、社員が会社に対してどんな不満を持っているのか、どんなところに魅力を感じているのか知ることで、会社全体の棚卸ができたことが大きな成果です。経営者として、社員ひとり一人の意見にきちんと向き合い、きちんと伝える、ということは今も続けています。実際に、社員の要望からオフィス移転の計画が進んでいます。

第三者の視点

採用コンサルタントという第三者が踏み込んで会社を外から見ることで、新たなアイディアや気づきをもらえました。これはとても大切な事だと思います。

社員が中心の会社

我々の会社には何にも資産がありません。資産は社員です。社員の成長が会社の成長に繋がると思っています。ですから、社員の成長の場を会社が提供する、というのが我々経営陣のミッションです。会社が生き延びるためにも、社員を大切にしていく会社でなければいけないと、採用コンサルティングを利用して痛感しました。

【会社概要】
会社名: 国際マネジメントシステム認証機構株式会社
略称:ICMS(International Certificate authority of Management System Co.,Ltd.)
本社: 〒141-0021 東京都品川区上大崎2-24-11 目黒西口M2号館5F
設立: 1999年
資本金: 2,000万円(2020年2月1日現在)
従業員数: 31名
主な事業: 情報セキュリティに関する第三者認証および審査/監査サービスの提供

経営者が語る「人を採用するうえで大事にしていること」②

<パネラー>後藤 尚美 氏

株式会社わだち大泉 代表取締役

みんなで考えてみんなで決める会社

うちは社員が全員ドライバーですが、みんな配達だけではなく、総務や経理など会社の経営にも関わっています。会社の株もすべて社員が持っていて、今の経営状態をよく知っているので、社員全員が会社の経営を自分事として捉えています。

賃金制度・労務管理の改革

採用コンサルタントの方から、労働時間を減らさなければ人は来ない、そのためには労務管理も変更する必要がある、と背中を押していただきました。そこで、私と社員3名でネット検索しながら労務管理制度の変更案を作成し、全体会議で社員の合意をとり、20年間以上続いていた賃金制度を大幅に変更しました。これらの工程によって、社員の経営に関する認知がさらに深まったと思います。

私自身が営業マンとして採用活動を行う

人を集めて自社をアピールする、面接で自社をアピールする、これは営業だな、と思いました。営業は商品が強くないといけません。自社の強みを明確にして希望しているターゲットにぶつける、というのが非常に重要です。商品が良くないと、それを買って、利用して、使用し続けていただくことはできません。会社も良くしていくことが、入社して働き続けてもらうために必要なことなんだと改めて感じました。

大事なのは社長の哲学

社員が成長し、意欲的に楽しく働ける会社でありたいと思い、社員の幸せが一番、と言い続けています。会社が変わることで社員が定着し、外からいい会社だなと思ってもらうことで人も来ます。中小企業にとって大事なのは、社員を大切にする社長の哲学だと思います。

【会社概要】
会社名: 株式会社わだち大泉
本社: 〒178-0061 東京都練馬区大泉学園町1-7-13 北東京生活クラブ大泉センター内
設立: 1994年
資本金: 200万円
従業員数: 25名
主な事業: 生協組合員宅配
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