中小企業採用力向上支援事業

セミナーレポート

中小企業採用力向上支援事業 人材確保セミナー

採用コンサルティングの現場から
人に困らない企業になるための「採用と雇用のあり方」

2019年6月11日に、中小企業採用力向上支援事業の人材確保セミナー『採用コンサルティングの現場から人に困らない企業になるための「採用と雇用のあり方」』を開催しました。

開催日時 2019年6月11日(火) 13:30〜15:50
開催場所 住友不動産千代田ファーストビル南館5階 (公財)東京しごと財団セミナールーム
プログラム

第1部

中小企業の採用事情と人に困らない採用と雇用のあり方

小犬丸 信哉 氏 中小企業採用力向上支援事業 事務局責任者 / 中小企業診断士

第2部 <パネルディスカッション>

経営者が語る「人を採るうえで大事にしていること」

<パネラー>

櫻井 正文 氏 株式会社ワイ・ケイ・ジー 代表取締役
廣岡 潤 氏 株式会社ニチマイ 代表取締役社長

第1部

中小企業の採用事情と人に困らない採用と雇用のあり方

小犬丸 信哉 氏中小企業採用力向上支援事業 事務局責任者

中小企業のアドバンテージは「社長」にあり

採用活動において、社長がしっかりと採用の方針を打ち出し全社で取り組むこと、社長の想いを求職者に直接伝えること、これらは中小企業ならではの強みといえます。

採用力は「募集」と「選考プロセス」の総合力で決まる

採用力を上げるには、①企業・仕事の魅力 ②労働条件の魅力 ③採用プロセスの魅力 が重要な要素となります。選考におけるスピーディーな連絡や面接での丁寧な対応など、「③採用プロセスの魅力」を高めてください。

選ぶ前に選ばれる

求職者から自社が選ばれて初めて採用選考がスタートします。まずは「この会社に応募したい」と思ってもらえるような求人票で募集しましょう。

第2部

<パネルディスカッション>

経営者が語る「人を採るうえで大事にしていること」①

<パネラー>櫻井 正文 氏株式会社ワイ・ケイ・ジー 代表取締役

以前は、採用に国産高級車が買えるくらい広告費用を出していた

業界的に応募者が少ないため、広告媒体には赤字になるくらいお金をかけていました。今は、会社パンフレットは社員が自ら作成し、応募者にだけ渡しています。ホームページも、最初はお金をかけて作りましたが、今は社員が月に1回くらいブラッシュアップをしています。

採用するのは「ルールを守り、自分を高め、人生やり直したい」と
思っている人

これが、うちの会社にとってのいい人材だと思っています。この業種を知っている人はほとんどいないので、知識レベルも求めていません。何も知らない人間がこの仕事を続けていくためには、どんな細かいことでもきちんとやれるかが重要だと思っています。

中小企業は社長自らが採用をやるべき

最初は私が面接します。履歴書は一切見ません。会社のカラーに合うかどうかだけを見ます。私からは会社の想いやこれからの構想などを話します。その後、一緒に働けるかどうかという観点で社員が面接をして、社員がジャッジをします。

3年間で半人前に育てる

以前は、入社した未経験の社員に何でもかんでも教えていました。それが重荷で辞めていく人もいたので、のんびり成長するためのシステムを作りました。今は急成長は望んでいません。

【会社概要】
会社名: 株式会社ワイ・ケイ・ジー
事業所: 〒160-0022 東京都新宿区新宿2-15-27 第三ヒカリビル3階
設立: 平成5年12月21日
資本金: 1,000万円
社員数: 175名
主な事業:
  1. 空調自動コントロールシステムのメンテナンス、試運転調整及び関連工事
  2. インバーター装置の販売、設計、施工、メンテナンス
  3. 運用改善による省エネルギー提案業務
  4. ネットワークシステムの構築工事、メンテナンス
  5. 各種弱電工事

経営者が語る「人を採るうえで大事にしていること」②

<パネラー>廣岡 潤 氏株式会社ニチマイ 代表取締役社長

売り手市場での7年ぶりの採用活動

弊社は年齢層が高いので、20代の若手が欲しいと思っていました。「採用経費は抑えたい」「入社しても年齢差があるので大丈夫だろうか?」と悩んでいたところ、社員がWEBサイトでこの「採用コンサルティング」を見つけてきたんです。無料なら、ということで即依頼をしました。そして、幹部社員全員で採用コンサルティングを受けました。

社員が定着する秘訣

弊社は、ゴール地点に向けて全社員で力を合わせてやる仕事なので、家族的な雰囲気があり、風通しもいいのではないでしょうか。私が心掛けているのは「社員を信じて任せる」ことです。最後は私が尻をぬぐいますが、それまでは各自生きがいを持ってやってもらっています。

応募者の本音を引き出すシチュエーション作り

応募者には、一次面接の前に会社に見学にきてもらいました。その時に、若手社員と営業幹部がお茶菓子を持っていき、みんなで雑談をしました。本音ベースで話せるシチュエーションを作ることで、応募者の本音も引き出せますし、うちの会社の雰囲気もわかっていただく努力をしました。

応募してくる人をお客様だと思う

以前は、採用する側からの視点でしか物事を見ていませんでした。採用コンサルタントが入り、応募してくれる人の視点で考えるようになりました。結果として、きめ細かいフォローアップができるようになり、いい人材に出会えたのだと思います。

【会社概要】
会社名: 株式会社ニチマイ
事業所: 〒134-0083 東京都江戸川区中葛西
4-19-14
設立: 昭和26年2月1日
資本金: 1,000万円
社員数: 47名
主な事業:
  1. 媒体変換事業
  2. 海外散逸資料調査・収集事業
  3. 文書管理コンサルティング事業
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