中小企業採用力向上支援事業

採用コンサルティング事例

Crosstalk 02 一生懸命こちらの話を聞いてくれる分、
私たちも「包み隠さず話そう」と覚悟ができました。

ご依頼企業様
ソリューション事業部
部長
及川 様
担当
コンサルタント

ご依頼企業

ニシコム株式会社 様
事業内容
ITサービス・LED照明の開発・製造・販売
従業員数
20名

Before 〜実施前〜

・SE・PGの経験者採用に苦戦している ハローワークや有料求人媒体で募集しており、40~50万円をかけたが応募は5名、全て内定後に辞退。雇用の現状の厳しさを痛感する。

募集職種

  • 生産管理システムの導入サポート(経験者)
  • C#プログラム開発者(SE・PG経験者)
  • C#プログラム開発者(主婦層/PG経験者)

Action 〜コンサルティング内容〜

求人票の書き方(作成方法)をはじめとした、採用活動全体の基本的な見直し。
人材要件を見直し、自社事業や働く魅力を整理することで、本来の会社の魅力を引き出し、ハローワーク求人票に反映した。

After 〜結果〜

会社の社風に合致した経験者採用ができた!

  • ① 生産管理システムの導入サポート…50代経験者を採用
  • ② C#プログラム開発者…20代経験者を採用

「藁にもすがる思い」でコンサルティング依頼。

コンサルティングに申し込んだきっかけを教えてください

及川様) もともとは、東京しごと財団のシニア就業支援に相談していたところ、いただいたパンフレットの中に今回お世話になった「採用力向上支援」が紹介されていました。無料ということもあり、申し込んでみようと思ったのがきっかけです。正直、パンフレットに書いてある支援内容がきちんと受けられるのかどうか少し疑問もありました。ですがこれまでにハローワークさんや、有料求人媒体も成果が全く出ていませんでしたし、「藁にもすがる思いで」お願いしたというのが正直なところです。

ニシコム株式会社 ソリューション事業部 部長 及川 様

深く考えずに書いていた求人票。

採用コンサルタント

コンサルティングはどのように進めましたか?

コンサルタント(以下コンサル) 最初に現状の確認をさせていただいた際、及川様は、社長に代わる立場で採用を任されているものの、条件変更などの裁量権までは預かっていないとのことでした。そのため、お給料や就業規則などの条件面は変更しないという前提でコンサルティングをスタートしました。まずは仕事内容の整理や人材要件の洗い出しを通して、自社の労働環境や採用情報の棚卸しを行い、新たな応募者層へのアプローチも含めた求人票の見直しを進めていきました。

及川様) 私自身、求人票の書き方について把握しきれていなかったといいますか、意識せずに書いていました。そもそも自分たちの会社にはどういう特徴や魅力があるのか、中の人間なので見えていなかったんですね。それまでは求人票の書き方で結果が変わるという認識もありませんでしたし、求職者が見ているのはお給料だけかと思っていました。
コンサル) そうでしたよね、まず求人票の特記事項や備考欄を使い会社のことを書いて良いとは、思ってもいなかった、ご存じなかった。また、及川様は自社の話題に対して、遠慮がちにお話しになるので、例えば、「小規模の会社」だからこその魅力があるんだ、ということに気づいていらっしゃらなかったですね。よい仕事環境を作っておられるのに自覚されていない、求人票にもそうした魅力が反映できていないな、と感じました。「もったいないな」という印象です。ただ、改善していくことには積極的で、今までやったことのなかった「主婦層へアプローチ」する提案にも賛同いただけました。主婦でも働けるよう、勤務シフトを見直して、パートで働けるプログラマー募集の求人票を新たに作成、他の見直した求人票と共にハローワークに提出しました。
及川様) 私自身、何となく課題を感じていたものの、どうやって可能性を広げていっていいのかがわからなかったので、パート募集のご提案をいただいた際は、「こういうやり方もあるのか」と。初めて知ることばかりでした。

「これって魅力なんじゃないですか?」と言われて。

そもそも募集する人材の要件はどのようにお決めになっていたのですか?

及川様) まず、プログラマー(PG)やシステムエンジニア(SE)が足りていなかったので、この職種で採用したいということ。それと、たくさんの社員が働いているわけではないので、既存の社員とスムーズなコミュニケーションができるかどうか。そこを大きな人材要件のポイントにしていました。
コンサル) 及川様がおっしゃったとおり、今いる社員の方々との相性は大きなポイントと認識しました。ただ、そのためには社員の方々がどのような環境で、どのような働きぶりなのかを知る必要があります。及川様に細かくヒアリングさせていただく中で出てきたのが、「ヘッドフォンで音楽を聴きながら仕事をしている人もいる」という事実です。オフィスにもBGMとして音楽を流していることもわかり、「これって魅力なんじゃないですか?」と話をし、自由な社風という魅力につなげて求人票に記載しました。結果的にはこれが功を奏しまして。まさにこの“ヘッドフォン”に惹かれて応募された方を採用。採用成功の大きな要因になりました。3つ出した求人票のうち、優先度の高かったSE・PGの経験者採用に成功。しかも24歳の若手ですので、まさに欲しい人材に来ていただきました。生産管理システム経験者も1名採用。SE・PG経験者が採用できたことで、パート募集の優先度は下がり、現在は募集を取りやめ、再度求人票を見直した上で募集を検討することになっています。

第3者の視点で会社の魅力を発掘。

少し話は戻りますが、これまで採用がうまくいかなかった経緯を踏まえると、採用する側に問題があるとは思いませんでしたか?

コンサル) どこかに課題はあるのだろうとは思いました。ただ、及川様と会話を重ねる中で、どうやら面接の対応や仕事環境に問題はなさそうだということが分かってきました。どちらかというと、いいところがあるのにそれが出せてないのかな、と。それでワークシートを使いながら自社の魅力を洗い出したり、及川様と会話を進める中で“ヘッドフォン”のお話が出てきたんです。
及川様) 私としては、だらしない会社に見えてしまうのかなと思っていたんです。正直、私自身ヘッドフォンで音楽を聴きながら仕事をする職場経験が一切なかったものですから。ネガティブな情報だと思いながらも、「包み隠さず話そう」と話したところ、それって魅力ですよと言われて、そういう捉え方もあるのかとちょっとびっくりしましたね。
コンサル) 既存社員の年齢層からも若い世代がいいなという考えもあって、ヘッドフォンの話にひっかかったんです。自由な社風をアピールするのもいいのかなと思いました。

現状を正直に話した方が、課題に早くたどり着くと思って。

採用が約束されたわけではない中で、柔軟に提案を受け入れられたのはなぜですか?

及川様) もう、やるしかないという心境でしたので。自分たちだけで同じことができたのかと言えば、できなかったと思います。だったらもうご協力いただくしかない。それが正直な気持ちです。また、一生懸命こちらの話を聞いてくれる分、私たちも正直に話さないと向き合ってくれないんだろうなと思いました。最初の頃、コンサルタントさんはどちらかというと私の話を聞き出そうとしていらしたので。内心、「もっと何か教えてくれたらいいのにな」とは思っていました。でも、結果的には良かったと思います。包み隠さず話したことで素直になれましたし、そうでないと、コンサルタントさんは深く入って来てくれないんじゃないかなと、覚悟が決まったような気がします。他にも課題がたくさんあるので、教えていただいたことを自分たちで実践してみて、その結果を踏まえて、またお願いできたらと思っています。

取材協力 : ニシコム株式会社

ニシコム株式会社 及川様が利用して感じた 採用コンサルティングの
「おすすめポイント」

  • 求人票の工夫次第で結果を変えることができる
  • 自社の働く魅力を客観的な視点で引き出してくれる
  • 何となく感じていた採用課題を明確にしてもらえる
  • 今まで知らなかった採用手法や向き合う姿勢を学ぶことができる
  • 立場上、社内の人間には話せないようなことも素直に話すことができる

素直なスタンスが大事です。謙虚に取り組む姿勢がある方であれば、間違いなくおすすめします!(及川様)

導入事例TOPへ